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技術情報

実証データ

プロテクトシリーズの皮膚保護効果の凄さを科学的に実証しました!

当社はプロテクトシリーズの皮膚保護効果を科学的に実証するために、その試験を全て外部機関に依頼しています。 今後も科学的データを充実させていくことで、製品の信頼性をさらに高めていく所存です。

機能性データ

1 水分保持機能及びバリア機能に関する評価試験

新潟薬科大学薬学部 久保田隆廣教授
久保田教授の英語論文>>

介護従事者の手荒れ状況と皮膚保護クリームを使うことによる肌荒れ防止効果を科学的に実験、考察した論文はこれまで日本では殆ど皆無でしたが、新潟薬科大学薬学部の久保田隆廣准教授の研究によって、プロテクトX2の肌荒れ防止効果の高さが実証されました。
「速報!」 本論文が、国際学術雑誌「Drug Discoveries & Therapeutics」に掲載されました。

千葉県の或る介護施設の要介護者及び介護従事者8名を対象に、プロテクトX2を手背(右側)と踵(右側)に毎日3回~5回塗布して、使用開始前、1週間後、1ヶ月後の「角層水分含有量」と「経表皮水分蒸散量」を計測しました。(※本人による日常の手洗い、アルコール消毒は行った上で)その結果、角層水分含有量は、手背と踵については未処置側(左側)と比べて1.5倍~3倍高い結果が出たことから、プロテクトX2の保湿効果の高さが実証されました。 
また、経表皮水分蒸散量は、手背については未処置側と比べて17~27.9%低い結果が出たことから、プロテクトX2の水分の蒸散を防ぐ効果(=バリア効果)も実証されました。

2 摩擦特性評価試験

東北大学大学院工学研究科 堀切川・柴田研究室/山口研究室
摩擦学で世界の最先端を行く研究室のHPをご参照ください。>>

スポーツで皮膚の擦りむけを防止するために、皮膚保護クリームが有効であることを摩擦学の先端研究室である東北大学による科学的試験で実証しました。
 しかも、プロテクトS1がワセリンや類似の皮膚保護クリームよりも総合的に優位性があることも実証したことで、スポーツ用品業界に強烈なインパクトを与えました。


プロテクトS1、ワセリン、類似の皮膚保護クリームを、それぞれ試験片に塗って、1秒間に10mmと100mmの反復運動を大気中と水中で2,000回繰り返した結果、プロテクトS1の摩擦係数が総合的に最も低い(=摩擦低減効果が強い)ことが実証されました。
このことからスポーツの前に、プロテクトS1を特定部位に塗っておくことで、雨に濡れても、汗をかいても、保護膜は流失せずに皮膚保護効果を保ちつつ、擦りむけの発生を抑えることができることが実証されました。

3 微生物5種類に対する保護膜不透過試験

社団法人 京都微生物研究所

素肌が感染性物質に接触する危険性のある医療・介護業務において、手袋、マスク、ゴーグル等の保護用品の下に(=素肌の上に)、皮膚保護クリームを塗っておくことで、万一、保護用品の破れ、穴明き等の事故が発生した場合、保護膜が感染性物質を透過させないかを調べる実験を行いました。
本実験から、プロテクトシリーズは微生物5種類を透過させない、2次的防御用品の役割を果たすことが実証されました。


滅菌したロ紙に、①プロテクトシリーズを塗る ②何も塗らない ③市販ハンドクリームを塗る④市販皮膚保護クリームを塗る の4つの条件を設定して、5種類の微生物(大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、MRSA,白癬菌)を滴下する。1時間後、4時間後にロ紙の下の培地に発育している菌数を測定したところ、①のプロテクトシリーズは1時間後、4時間後共に、全ての微生物が検出されませんでしたが、②、③は1時間後、4時間後に全てが検出、④は白癬菌を除いて4つの微生物が1時間後、4時間後に検出されました。
このことから、プロテクトシリーズは超微粒子の保護膜が、微生物を透過させない防御力を有していることにより、医療・介護業務においては、「プロテクトシリーズ」+「手袋(マスク、ゴーグル)+「消毒剤」の3点を組み合わせることで、消毒剤が引き起こす手荒れを防ぎつつ、万一の感染性物質の付着・飛散からの防御策を一層強化できるものと考えられます。

安全性データ

当社はプロテクトシリーズの安全性を確保するために、その試験をすべて外部に依頼しています。
現在は2種類を実施していますが、今後、安全性試験の種類を増やして、製品の信頼性をさらに高めていく所存です。

1 急性経口毒性試験

財団法人 日本食品分析センター

 「もしもプロテクトシリーズのクリームが、口に入った場合、食器や食材に触れた場合、有害性はないのか?」とのお問い合わせは、食品分野の方々からしばしばありますが、どうぞご心配なく。日本で最も信頼されている日本食品分析センターにおいて、「雌マウスを使った急性経口毒性試験」を実施した結果、「異常無し」と判定されました。


雌マウス5匹に2,000㎎/㎏の容量で単回経口投与を14日間実施した結果、観察期間中の死亡例、一般状態、体重変化、及び剖検所見のすべてに異常が見られなかった。
このことから、検体の雌マウスにおける単回経口投与におけるLD50値は、2,000㎎/㎏以上であると考えられる。

2 ヒト皮膚一次刺激性試験

フェース・サーベイ美容皮膚医科学センター

「もしもプロテクトシリーズのクリームが、人の肌に触れて何か異常が起きることはないのでしょうか?最近の或る石鹸の健康被害のような事件のこともあり、人の肌に触れる商品は心配です」とのお問い合わせも時々ありますが、こちらもご心配には及びません。
いわゆる皮膚パッチ受託試験で信頼性の高い試験機関に依頼しました結果、モニター要員23人全員が「異常なし」と判定されました。


18歳上の男女23人を被検者として、パッチテストユニットを背部に24時間貼付して、ユニット除去後30分~60分(貼付24時間後)及び48時間後の判定を行った。その結果、23人全員が、24時間後も48時間後も、「(-)反応なし」となった。このことから、プロテクトシリーズには、「皮膚一次刺激性は認められない」と判定する。

[ご注意!]
類似の皮膚保護クリームの中には、3種類配合を謳ったものもありますが、それは当社のコピー製品です。それを見分けるには、そのクリームに触ってみてください。水っぽい性状であり、当社製品ほどの“しっとりとサラサラ”を併せ持った気持ちの良い性状ではありませんから、すぐ判別出来ます。


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